海苔の、本当のおいしさって何でしょう?
出水天恵海苔は、黒くて厚い海苔ではありません。
緑がかった黒は、太陽の光を海上でたっぷり浴びて、光合成をさかんに行った証。
そんな海苔の本来の味わいを引き出すため「ふわり」とした厚みに仕立てました。
口のなかで「ほろり」とほぐれて溶けていく柔らかな甘さと鼻に抜ける上品な香り。
自然の恵みをそのまま一枚一枚に封じこめた、野趣あふれる味です。

酸処理って、何?
海苔の養殖では病気を防ぐため、養殖網ごと海苔を酸性の液に浸して再び海へ戻す「酸処理」を行っているのが一般的です。
そのことで海苔を海水に浸す時間が長くとれ、短期間で収穫量を増やせます。
ただ、酸処理された海苔は硬くなり味も香りも落ちます。「海の農薬」として生態系への影響も心配されています。
支柱式って、何?
酸処理が行われる以前、本来行われていた養殖法が「支柱式」です。
干潮に合わせて海苔を海面から上に出し、太陽の光や風にあてることで海苔以外の海藻、病原菌を取りのぞいて病気を防ぎます。
ただ、海水に浸かっていない間、海苔の成長は遅れ、酸処理を行えば30日で済む育成機関が45日もかかりますが、太陽の光をたっぷり浴びて光合成を十分に行った海苔はアミノ酸が増え、濃厚な味わいの海苔になります。
海苔を守ることは、海を守ること。
出水市では、海苔の養殖を本格的に始めた昭和25年からずっと酸処理をせず、「支柱式」の方法をとってきました。
昭和50年代から養殖技術が発展し、効率を求めて「酸処理」や「肥料」を使う産地も増えてきましたが、出水市では、湾全体で、これからも化学的な処理を一切しません。
柔らかな早摘みの芽だけを収穫します。
風が強く、波が荒い出水の海では、海苔は、何度も千切れては伸びることを繰り返します。
厳しい自然に鍛えられ肉厚に育った海苔の味を引き出すため、収穫するのは風味豊かで柔らかな早摘みの芽に限っています。
すべては、本物の海苔の美しさをお届けするためです。
水産加工品
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